資格取得が大きな自信に。
仕事を通じて
日々成長を実感。

加古川事業所 薄板室 冷延物流係

馬場 真琴

2018年入社

業務内容

神戸製鋼加古川製鉄所内の冷延工場で、主にコイル(鉄の塊を薄く板状に伸ばし筒状に巻き取った製品)の運搬業務をおこなっています。大量のコイルは大きな天井クレーンを操作して運搬します。初めて天井クレーンの運転席に座ったときは、下から見た印象とはまったく違う風景に圧倒されました。思っていた以上に高い位置にあるので最初は少し怖かったのですが、今ではすっかり慣れ、運転席からの眺めを楽しめるようにもなりました。広大な工場の端まで見渡すことができ、壮観です。

日々の業務の中で最も気をつけていることは、やはり「安全第一」です。業務前の安全点検は必須ですし、製品を傷つけることのないよう慎重に操作するのはあたりまえ。慣れてきたからと気を抜かず、つねに品質を意識した作業をおこなうことで、質の高い製品づくりに貢献できていると思っています。鉄鋼は男性の職場というイメージが強いかもしれませんが、同じ部署には私のほかに女性が3人所属しており、皆が積極的に業務にあたっています。

入社のきっかけ

地元で有名な企業でしたし、経営がしっかりしているということでシマブンをすすめられました。自宅から近く通勤に便利ということも決め手になったひとつです。学生のときは社会人となることに不安もありましたが、いざ入社してみると上長や先輩たちは優しく歩み寄ってくれました。上長には何でも相談していますし、部署外の先輩であっても「どうしてる?」「困ってない?」と声をかけてくれ、心強いです。入社前の不安はすぐに払拭できました。

仕事のやりがい

配属されて間もなく、国家資格のクレーン運転士の免許を取得するための勉強を始めました。2度目の挑戦で実技試験に合格した時は本当にうれしかったです。まだ新人ということもあり大きな失敗は経験していませんが、今後大きな壁にぶつかる時が絶対に来ると思っています。ですが、上長をはじめ先輩たちが力になってくれると信じているので、萎縮することなく業務をおこなうことができます。もちろん失敗をすることがないように、日々技能と知識向上のための努力を積み重ねていきたいです。

今後の目標

今は天井クレーンの免許しか取得できていませんが、これからどんどん新しい資格を取れるよう努力したいと考えています。仕事を通じて少しずつ自分が成長しているという実感が持てるようになりました。また、私は海外の情勢に興味があるので、仕事を精一杯がんばりながら、世界中のいろいろな景色を見て回りたいとも思っています。映画が大好きなので、近いうちにハリウッドやローマなど映画の撮影地を訪ねてみたいです。

1日のスケジュール

  • 5:45

    起床

  • 6:30

    出社

  • 6:45

    ミーティング・クレーン点検

  • 7:00

    クレーン運転

  • 12:00

    昼食

  • 12:45

    クレーン運転

  • 14:45

    終業

  • 15:15

    帰宅

  • 23:00

    就寝

休日の過ごし方

休日は友人と映画を見たり、カラオケに行ったり、神戸や大阪に出かけて買い物やカフェめぐりをして過ごします。慣れるまでは3交替勤務が大変でしたが、慣れてくると早く仕事が終わる日はゆっくり買い物ができたりするので、時間を有効に使えるかどうかは自分次第だと思っています。昔からお菓子づくりが好きで友人にふるまうことも。よく作るのはチョコレートケーキで、今も時間のある時に焼菓子を作ったりして楽しんでいます。

学生へのメッセージ

学生時代の友人に普段運転している天井クレーンの話をすると、「そんなに大きな機械が操作できるの?」と驚かれます。この仕事のいいところは、女性でもいろいろな資格が取得できて、第一線でずっと働けること。シマブンは社員同士の仲が良く優しい人ばかりなので、どんな人でもすぐに打ち解けられます。入社後は他部署の見学や安全知識を学ぶ新人研修もあるので安心です。今後も多くの女性技能職に入社してもらって、今以上に明るく楽しい職場にしていきたいです。みなさんとお会いできるのを楽しみにしています。