女性営業第1号として
海外経験を活かし
新たな可能性に挑む。

鉄鋼製品部 薄板営業室

野村 幸恵

2016年入社

業務内容

海外担当の営業として、主に貿易業務や商社、メーカーとの商談をおこなっています。海外のお客様とは普段はメールや電話でやりとりしていますが、市況調査や交渉のため年に何度かは現地に出向き、直接顔を合わせて話し合う機会をつくるようにしています。貿易取引においては一件の契約が非常に大きな金額になるため、価格や支払条件、納入時期など詳細な取り決めをする必要があり、見落としがないよう細心の注意を払って契約に臨むよう心がけています。

入社当時からすぐに海外担当の営業になれたわけではありません。製品の知識をつけるために自社工場に毎日足を運び、現場を知ることに時間をかけました。現場スタッフとも密に連絡を取り合い、ときには本音で意見をぶつけ合うこともありました。そのおかげで現場スタッフの方々との信頼関係を築くことができました。
私はシマブン女性営業の第1号になります。前例がない分自由にやらせてもらえるので、パイオニアとしてのプレッシャーというよりも、自分の判断で自分らしく仕事ができることをありがたく思っています。

入社のきっかけ

入社を決めた一番の理由は、この会社ならやりたいことができる、自分のスキルを活かした仕事ができると確信できたからです。学生時代から海外と関わる仕事をしたいと考えていたので、「輸出案件も多く、海外取引業務に携わる機会もある」という先輩社員の言葉が背中を押してくれました。ほかにも数社内定が出ていましたが、最終的には迷うことなくシマブンを選びました。

仕事のやりがい

鉄鋼業界の商社では実物に触れる機会がないまま商品を販売している営業担当も多いそうです。シマブンの営業は入社後すぐにお客様を担当するのではなく、毎日現場に出て製品の検品作業を行い、自分が販売する商品に触れ、理解することから始まります。夏の暑い日も冷え込む真冬でも関係なく毎日現場に出るのは大変でしたが、毎日足を運んだからこそ製品知識を得ることができました。この知識を生かしてお客さんと商談できたときには仕事のやりがいを感じます。

今後の目標

大学院では東アフリカ地域を主に研究しており、実際に現地の人たちと数か月生活を共にしたことがあります。非常に活気があり、今後さらに発展していくだろうことが肌で感じられました。国の発展にはインフラが不可欠であり、道路や線路の配備に鉄の需要が期待できますが、アフリカとのビジネスは立地的なリスクなどが課題になります。そこで、「ヨーロッパで製品を仕入れて販売する三国間貿易ならチャンスがあるのでは?」など考えたりもしています。まだ私の頭の中のアイデアに過ぎませんが、こういった新たな海外マーケットの開拓にもぜひ挑戦したいです!仕入れにも販売にも強い営業ウーマンとして着実にキャリアを積んでいきたいです。

1日のスケジュール

  • 6:50

    起床

  • 8:10

    出社 事務作業

  • 9:00

    在庫チェック

  • 10:00

    運送状況確認

  • 12:00

    昼食

  • 13:00

    資料作成

  • 14:00

    外回り(数社訪問)

  • 18:30

    帰宅

  • 23:00

    就寝

休日の過ごし方

旅行が大好きで、土日と有給休暇をうまく利用して、韓国や台湾など少なくとも年2回は海外旅行に出かけてリフレッシュしています。今年のゴールデンウィークは友人たちと3人でロサンゼルスに行き、レンタカーでルート66をドライブ。日本とまったく違う広大な景色に感動しました。国内旅行も大好きで、一泊二日のキャンプにはよく行きます。仕事で知り合った海外のお客様が来日すると知って、プライベートの広島旅行にお誘いしたことも。私と同じ女性営業職の方で、すぐに打ち解けることができ、楽しい時間を過ごすことができました。

学生へのメッセージ

就職活動中は忙しくてあっという間に時間が過ぎていくと思います。今後の人生を左右する大事な決断をする時でもあるので、たくさんの企業や先輩社員と出会い、選択肢を多く持ち視野を広げながら就活に臨んでほしいですね。
大切なのは、何がやりたいかをアピールできるよう準備を怠らないこと。やりたいことを明確に思い描けている人は強いです。自分の強みや能力を発揮できる会社を見つけ、そこで働くことができるようにがんばってください。